話題の本

高校卒業後の進路

2014年3月10日 (月)

3/15(土)「障がい者の雇用を考える学習会」で話をします

3月15日(土)、退職教員の方々が中心になって立ち上げられた地域ユニオン、サポートユニオンwithYOU(茨木市)主催の「障がい者の雇用を考える学習会」で話をさせていただくことになりました。

雑誌『ともにまなぶ ともにいきる』第1号の特集「学校を出てからも、地域でともに生きたい。」で取材させていただいた事例を紹介しながら、障害のある人の高校卒業後の生きかたについて、みなさんと考えたいと思っています。

その場で雑誌『ともにまなぶ ともにいきる』の販売もさせていただきます。ご関心とお時間のある方、どうぞお越しください。

会場のサポートユニオンwithYOUの事務所は、阪急京都線「茨木市」駅の北改札を出て2階から西口へ、そのまま歩道橋を渡った先のソシオ2というビルの2階にあります。

サポートユニオンwithYOUのホームページ http://www.withyou2011.com/

(以下、案内)

3-15(土) 18:00~20:00 

「障がい者の雇用を考える学習会⑤」

サポートユニオンwithYOU事務所

(資料費 500円)

大阪の「ともに学ぶ」教育のいまを伝える雑誌『ともにまなぶ ともにいきる』創刊された合田享史さんからお話をききながら、障がい者差別解消法の趣旨をいかす運動をさぐります。

ユニオンは、ダウン症というだけで、かんぽ生命に加入できないのは障がい者の権利条約に違反していると「かんぽ生命」と交渉しています。その報告もおこないます。

2013年6月10日 (月)

7/6(土) セミナー「卒業後のはなし~高校を卒業したらどうするの~」の案内

ひらの地域生活支援センター「時空想(ジグソー)」(大阪市平野区)が催す、障害のある子どもの高校卒業後の生きかたを考えるセミナーの案内です。私も参加する予定です。

場所の「旧デイPOP」は、JR大和路線「平野」駅下車すぐ、スーパーのイズミヤ平野店の向かい側にあります(後日、地図入りのチラシをアップします→アップしました)。

Jigsaw20137_2

(以下、転載)

時空想セミナー
「卒業後のはなし」 ~~高校を卒業したらどうするの~~

 小学校を卒業したら中学校に行く。中学校を卒業したら高校に行く。高校を卒業したら?????どうするの。
 みんな、この大きな変節をどう考え、どんな思いで乗り切っていったのでしょうか。希望と不安、夢と現実の間で、親も子も揺れているはず!・・・・・
 今回は、先輩のお母さん達とのお話の中で「うちの場合」をイメージしてみてください。
 高校生・中学生の親御さんはもとより、これからのことをゆっくりと考えてみたいな~と思っておられる小学生や小さい子の親御さんも、どうぞ、参加してみてください。

日時:7月6日(土)13:30~16:00

場所:旧デイPOP(イズミヤ前)

参加費:300円(クッキー、フリードリンク付)

申込締め切り:6月29日(土)

* * * * * * * * * * * * * * * * * *
お申し込み・お問い合わせ:
ひらの地域生活支援センター「時空想 jigsaw」
〒547-0046 大阪市平野区宮町1-5-5-171
TEL: 06-6793-4355   FAX:06-6793-4363
E-mail:pop-jig@oct.zaq.ne.jp(@を半角に変えてください)
担当:白木、稲葉、武藤

2013年2月 5日 (火)

お役所の障害者雇用の状況は?(その2)~知的障害者の雇用は「東高西低」

(その1)から続きます。

北摂4市1町に対する、障害者雇用の状況についての公開質問とその回答。

「庁内実習制度の有無と、受け入れている場合の内容は?」という質問には、茨木市と摂津市が、実習制度があると回答しています。

茨木市:「庁内実習制度の実施をしております。障害者の市役所及び市の施設内の職場における実習の機会を提供することにより、障害者の就労に対する意欲を高め、もって障害者の自立及び社会参加並びに一般就労への移行を促進するとともに、公務労働における障害者の職域の開発に寄与することを目的としております」

摂津市:「平成23年度は障害福祉課において1日2名を4日間受け入れ、3時間程度の軽作業を行ってもらいました」

この日の参加者のお話では、茨木市の庁内実習は、障害者団体が10年間にわたって働きかけてきた結果、実現したものだそうです。2010年1月からスタートし、2011年3月までの間に、知的障害者91人、精神障害者11人、身体障害者1人が、市の29の課と4つの機関で実習に従事。仕事内容は、パンフの発送などの軽作業、パソコンのデータ入力、清掃作業などです。

この実習のことは、「広報いばらき」2011年9月号で下記のように紹介されています。
http://www.city.ibaraki.osaka.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/7/ibaraki1109_08-10.pdf

2_2

庁内実習を行った結果、これまで障害者とあまり接したことがなかった市職員から、「障害者の具体的なイメージがわかるようになった」「障害者との出会いが新鮮な機会になった」など、好意的な声があがっているとのこと。まず、障害者に対する理解を進めるために、こうした実習を他の自治体にも広げていきたいという意見が出ました。

しかし、(その1)で書いたように、その茨木市で、知的障害者と精神障害者の雇用は、いまのところゼロ。実際の雇用にいかにつなげていくかが、今後の大きな課題です。

現在、地方自治体での知的障害者の雇用は、どのくらい進んでいるのでしょうか? 「横浜市役所における知的障害者雇用レポート2」という冊子(2009年3月、横浜市健康福祉局発行)に、全国の状況が下記のようにまとめられています。

Photo

これを見ると、関西で挙がっているのは滋賀県のみで、ほとんどが関東の自治体。お役所の知的障害者の雇用状況は「東高西低」といえそうです。

インターネットで調べてみて、私はこの中で、横浜市と千葉県の実践に興味をひかれました。次回は、この2つの自治体の取り組みを紹介したいと思います。

(この記事、次回に続く)

2013年2月 1日 (金)

お役所の障害者雇用の状況は?(その1)~茨木市、摂津市、島本町は知的障害者と精神障害者の雇用ゼロ

1月26日(土)、サポートユニオンwithYOU(大阪府茨木市)で行われた「障がい者雇用の北摂自治体の取り組みを考える」という企画に参加してきました。

withYOUでは昨年(2012年)11月、大阪の北摂4市1町の自治体(高槻市・茨木市・吹田市・摂津市・島本町)に、障害者雇用の状況について公開質問を実施し、回答を得ました。その回答を分析し、意見交流をしようというのが今回の企画。

障害のある子どもの高校卒業後の進路を考えるひとつの材料として、ここで出た話を何回かに分けて紹介したいと思います。

さて、各自治体からの回答。

「今年度の庁内の障害者雇用率の障害種別(身体・精神・知的障害)ごとの割合は?」という質問には、以下のような回答でした。

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今年(2013年)4月から、障害者の法定雇用率が国と地方公共団体は2.3%に引き上げられますが(民間企業は2.0%)、吹田市、島本町はすでに達成。他市も現在は届いていないものの、それに近い数字になっています。

注目すべきは、茨木市、摂津市、島本町では、雇用しているのは身体障害者のみで、知的障害者と精神障害者の雇用はゼロであること。これに対して、障害者の雇用問題とは、(雇用が難しいと思われがちな)知的障害者、精神障害者をいかに雇用するかの問題であり、改善していかなければならない課題だということで参加者の意見が一致しました。

「庁内で働いている知的障害者の職種は?」という質問には、高槻市は「公園美化作業員(公園の清掃業務)」、吹田市は「作業員(非常勤職員) 勤務の内容:公園の作業に関する業務」という回答で、両市とも公園の清掃作業に就いているようです。

「雇用率改定に向けての来年度の取り組みを回答ください」という質問には、高槻市が「障害者を対象とした採用試験を実施する予定である」、摂津市が「採用試験による雇用拡充」と回答。これらは前向きな姿勢といえますが、ただ、一定の障害者を排除するしくみになっているのではないか、という疑問が参加者から出されました。

この点について、ネット検索してみると、自治労障害労働者全国連絡会による「地方自治体における障害者の採用に関する調査実施結果分析報告書(案)」という資料が見つかりました。障がい者制度改革推進会議・差別禁止部会の第6回(2012.7.8)に委員の西村正樹さんが提出されたものです。

全国の582の自治体(28都道府県320市203町31村)について調査した結果で、これによると、障害者枠(別枠・特別枠)の採用試験を実施していても、以下のような受験要件を設けている場合があるそうです。

・介助なしで職務が遂行できること:233自治体(40%)
・活字印刷物に対応できること:197自治体(33.8%)
・自力、介助者なしで通勤が可能であること:207自治体(35.8%)
・口頭での面接に対応できること:98自治体(16.8%)

こんな要件が課されていたら、“重度”といわれる障害者は、雇用されるかどうか以前に、受験することさえ拒まれていることになります。障害者を対象とした採用試験を行うといっても、それが差別的なしくみになっていないか、私たちは、その中身を厳しくチェックしていかなければなりません。

(この記事、次回に続く)

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