「ともに」って? 「まなぶ」って? 子どもを分けない教育とは~子育て・教育講演会(11/2 豊中市)の案内
豊中市の「障害」児・者の生活と進路を考える会が主催する「子育て・教育講演会」の案内です。
(以下、チラシ表面の内容)
第12回「子育て・教育講演会」
「ともに」って? 「まなぶ」って? 子どもを分けない教育とは
子育て真っ最中のみなさん、そして保育・教育職員のみなさん!
豊中では半世紀近くにわたって「障害」のある子もない子も同じ場で「ともに学ぶ」保育・ 教育をすすめてきました。この「ともに学びともに育つ」教育理念は普遍的なものであると、豊中市は明言しています。
2022年4月、文科省は授業時数の半分以上を学ぶ場を分ける (支援学級への取り出し)よう通知しました。これに対し、国連は2022年9月、日本政府に対し「ともに学ぶ」教育に反するこの通知の撤回と特別支援教育を止めることを勧告しました。
そして今、豊中市内(七中跡地)に2つ目となる支援学校が増設されようとしています。豊中市行政は「地域の学校が基本」という姿勢であるにもかかわらず、なぜ支援学校への就学希望者が増加しているのでしょうか。不登校児童・生徒が増えているのも懸念されます。子どもたちにとっての社会である、学校のあり様はどうなのでしょうか。
私にとって、あなたにとって、すべての子どもの「学びの場」を分けない「ともに学び ともに育つ」教育とはどういうことなのでしょう。親、教職員、そして教育研究者の方々によるシンポジウムを皮切りに、参加の皆さんによる白熱した議論を通して考えてみませんか。
市民の皆様、ぜひご参加ください。お待ちしています。
とき:11月2日(土) 13:30~16:30
ところ:庄内公民館410講座室(庄内コラボセンター「ショコラ」 4階)
参加費不要・予約不要!(感染症対策は十分に行います)
参加者は当日、自宅で検温の上、発熱・体調不良等のないことを確認の上ご参加を!
手話通訳あります。保育はありません。
主催:「障害」児・者の生活と進路を考える会
協力:豊中市教職員組合
後援:豊中市・豊中市教育委員会
問い合わせ先:「考える会」代表 鈴木留美子
携帯電話:090-9166-5575
メール:rumikos-suzulann@shore.ocn.ne.jp(@を半角に変えてください)
Fax:06-6840-1622
この事業は海老原宏美基金の助成を受けております
(以下、チラシ裏面の内容)
コーディネーター 安岡健一さん(大阪大学文学部准教授)
日本近現代史を研究。豊中の教育に関係する論考に、「地域における「多文化共生」の源流」「共に生きる「仲間」を目指して」がある。
(ひとこと)近年、メディアや学術研究で「豊中の教育」が注目を集めています。しかし、地元に住んでいるとそれが何なのか、あらためて知る機会も乏しい気がします。子どもが小中学校にかよっている当事者として、「いま、ここ」から発される声を幅広く聞きとりながら、地域の教育のあり方について共に考えられる場を作りたいです。
パネラー
常清麻紀さん
豊中市で育ち、現在は豊中市の小学校教員。「与えるのではなく 奪わない」ことにこだわり
長谷川由佳さん
豊中市の地域の小中学校を卒業。現在、小学3年生の息子と年中の娘の母
堀家由妃代さん
佛教大学教育学部教員 小・中学校でフィールドワークをしながら、「ともに」の魅力を研究中
横田晶子さん
先天性遺伝子疾患の6歳の息子が栄町こども園に通園中。豊中出身で、『ともに学び、ともに生き』てきた
庄内コラボセンター「ショコラ」
豊中市庄内幸町4-29-1
アクセス 阪急宝塚線「庄内」駅から南西に約600メートル
駐車可能台数:約40台
駐車料金:60分200円、その後30分までごとに100円加算
満車の場合は近隣のコインパーキングにお入れください。
海老原宏美基金
誰もが自分らしく生きることができる、インクルーシブな社会をめざした、海老原宏美さんの遺志を継ぐ基金です。
考える会(正式名称は「障害」児・者の生活と進路を考える会)とは?
40年以上前からこの豊中で、親・きょうだい・教職員・市民が力を合わせて運営・活動しています。「障害」があっても、自分たちが暮らす場所で兄弟姉妹や近所の友だちと一緒に幼稚園・保育所や小・中学校そして高校へ通い、地域であたりまえに、ありのままに暮らし続けることを望むこどもたちのねがいを支え、実現する市民の会です。
※チラシはクリックしていただくと、拡大します。
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