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2018年8月15日 (水)

北口昌弘さんの命日にあたって

1年前の8月15日、障害のある子どもの高校進学を支援する活動をいっしょにやっていた北口昌弘さんが、天国へ旅立ちました。

地域の学校で学び続けた障害当事者自身として、インクルーシブ教育の推進に人生をかけて取り組んできた彼の思いを忘れないために、彼が書いた文章のひとつをここに掲載します。

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『障害がなかったら地域の学校に行くやんか!』

北口昌弘(大阪バリアフリーネットワーク 代表)

ひとりの子どもなのに、障害があるからといって、どうして地域の学校か、支援学校のどちらかを選ばなければならないのでしょうか?

地域に住むひとりの子どもなのだから、地域の普通学校にあたりまえに通うことができる社会になってほしい!

障害があるという理由で、分けられた空間で教育を受けさせられるのは、私たちを別の存在として考えていて、ひとりの人間としてあたりまえの存在になっていないと思います。

障害があってもひとりの人間、ひとりの子どもとして、ともに学び、ともに育ちたい思いを強くもっているので、分けられることが、私にとって、ものすごく嫌であります。そして、私だけでなく、障害をもつ人の多くはこのような思いを持っています。

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これは、2011年に障害当事者、保護者、教師、市民で協力してつくった『もうすぐ一年生! 障害のある子どもの小学校入学ガイドQ&A』という冊子の最後に掲載されている文章です。

北口さんも、私も、この冊子の編集委員でした。

冊子が完成に近づき、締めのメッセージをどうしようかとなったときに、ひとりの保護者からの「北口さん、当事者としてバーンと言うたって!」という声に応えて、彼がこれを一気に書き上げたのを覚えています。

この冊子は下記からPDFで読むことができます。上の文章以外にも、北口さんの経験と知恵が随所に散りばめられています。
http://love-dugong.net/Q&A/Q&A2011.pdf

Qa

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