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2011年1月

2011年1月22日 (土)

1/23(日)しめきり! 中教審「特特委」論点整理へのパブリック・コメント

提出期限 1/23(日) が迫ってきましたので、再び呼びかけます。

中央教育審議会の「特別支援教育の在り方に関する特別委員会」(特特委)がまとめた「論点整理」について、パブリック・コメントが募集されています。

障害者権利条約がうたう「インクルーシブ教育」をいかに実現していくか、私たち市民がもの申す好機です。みなさん、どんどん意見を出しましょう。

前回の呼びかけ記事に、いくつかコメントをいただきましたので、ご紹介しておきます。

・インクルーシヴ教育システムを推進するための人的・物的な環境整備を進めることを強く要望します。

・特別支援教育における専門性の実態は、障害の克服・軽減によって自己実現を図るという「医学モデル」に基づいている。「社会モデル」を踏まえた専門性の具体的な内容を明らかにするとともに、それの基づく教育実践の必要性を明示する必要がある。

・就学先の決定において、本人・保護者と教育委員会、学校が教育的ニーズと必要な支援について合意形成を行うことを原則としていることは評価できる。しかし、これまで「適正就学」の名のもとに就学が強制されてきた実態を考えれば、「原則」では必須条件とはいえない。本人・保護者の思いに反する決定が行われる恐れがある。普通学級で学ぶことが可能になるよう学校教育法施行令5条、22条の3を改正すべきである。

・特別支援学校をはじめ、さまざまな学校において、障がいのある当事者の教職員が確保されるよう明示したことは評価できる。このことが実現できるよう条件整備等を進める必要があると思う。

・普通学級で障がいのある子どもたちにゆたかな学びを保障するために学習指導要領の改訂を早急に行う必要がある。

以下、文部科学省が出している意見公募要領です。

【1.具体的内容】→【別添】参照というのは、下記ホームページに「論点整理」の本文と概要版が掲載されています。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=185000493&Mode=0

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中央教育審議会初等中等教育分科会特別支援教育の在り方に関する特別委員会
論点整理に関する意見募集の実施について

平成22年12月25日

初等中等教育局特別支援教育課

 中央教育審議会初等中等教育分科会特別支援教育の在り方に関する特別委員会では、障害者の権利に関する条約の理念を踏まえた特別支援教育の在り方について審議を重ね、このたび12月24日(金)に「中央教育審議会初等中等教育分科会特別支援教育の在り方に関する特別委員会論点整理」を取りまとめました。
 つきましては、本論点整理について広く国民の皆様から御意見をいただくため、意見募集を実施いたします。
 御意見がございましたら、下記の要領により御提出ください。

【1.具体的内容】
→【別添】参照

【2.意見の提出方法】
(1)提出手段   郵送・FAX・電子メール
           (電話による意見の受付は致しかねますので、御了承ください)
(2)提出期限   平成23年1月23日必着
(3)宛先
  住所:〒100-8959東京都千代田区霞ヶ関3-2-2
  文部科学省初等中等教育局特別支援教育課宛
  FAX番号:03-6734-3737
  電子メールアドレス:tokutoku@mext.go.jp
(判別のため、件名は【論点整理への意見】として下さい。また、コンピューターウィルス対策のため、添付ファイルは開くことができません。必ずメール本文に御意見を御記入下さい)

【3.意見提出様式】
 「中央教育審議会初等中等教育分科会特別支援教育の在り方に関する特別委員会論点整理への意見」
・氏名
・性別、年齢
・職業(在学中の場合は「高校生「大学生」など在学する学校段階を表記。)
・住所
・電話番号
・意見

※複数の論点について御意見をお寄せいただく場合には、とりまとめの都合上、論点毎に別様としてください。(1枚1意見、1メール1意見としてください。)

【4.備考】
①御意見に対して個別には回答致しかねますので、あらかじめ御了承願います。
②御意見については、氏名、住所、電話番号を除いて公表されることがあります。なお、
氏名、住所、電話番号については、御意見の内容に不明な点があった場合の連絡以外の用途では使用しません。

(初等中等教育局特別支援教育課)

2011年1月14日 (金)

2/5 豊中市「インクルーシブ教育を考えるシンポジウム」案内

毎年恒例、豊中市教職員組合主催の「インクルーシブ教育を考えるシンポジウム」の案内をいただきましたので、掲載します。

今年で第9回。毎年、パネルディスカッションでは、学校の先生と保護者の方から報告が行われます。それは、学校現場で「インクルーシブ教育」に継続して取り組んでいるからこそできることで、豊中の底力を感じます。

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第9回インクルーシブ教育を考えるシンポジウム

 2006年に国連は「障害者権利条約」を採択しました。これを受け日本政府は2009年12月より内閣府に設置した「障がい者制度改革推進会議」で議論をすすめ、2010年12月には「障害のある子どもは、障害のない子どもと同様に地域の小・中学校に就学し、かつ通常の学級に在籍すること」を教育の原則とする第2次意見をまとめました。
 第9回目となるシンポジウムでは、今や待ったなしのインクルーシブ教育をどのようにすすめ、深めていくのか、みなさんと考えていきます。

と き 2月5日(土) 午後1時30分~午後4時30分<受付:午後1時>

ところ 豊中市立大池小学校 体育館
     (豊中市本町1-7-12 阪急宝塚線豊中駅下車 東100m)

第一部 講演「待ったなし! インクルーシブ教育」~分ける教育から、ともに学ぶ教育へ~     
     講師 南館こずえさん(内閣府・障がい者制度改革推進会議担当室 政策企画調査官)

第二部 パネルディスカッション
     コーディネーター 広田正人さん(毎日新聞社 学芸部 副部長)
     パネラー 南館こずえさん 
           糸井みどりさん(保護者)
           福本彩佳さん(豊中市立豊島北小学校 教員)
           鍛冶克哉さん(自立生活センター メインストリーム協会 スタッフ)

入場無料

主催:豊中市教職員組合、毎日新聞社

2011年1月 3日 (月)

『「共に学び共に生きる」教育に学び インクルーシブ教育を考える連続学習会』のお知らせ

学校の先生方が中心になってつくっている
『子どもに「教育への権利」を!大阪教育研究会』の主催で
下記の連続学習会が行われますので、お知らせします。

第1回(1/15)では、私・合田享史もしゃべらせていただきます。

私の話は、いま、さまざまな立場の人が“インクルーシブ”をうたい、
“インクルーシブ教育”ということばの意味が混迷している現状をみて、
私が聞きかじってきた枚方市の「共に学び共に育つ教育」の実践をヒントに、
インクルーシブ教育として何をめざすべきかを確認しようというものです。

古くから運動をされてきた方には自明の話かもしれませんが、
私のような立場からの問題提起も、議論の材料としていいのではないかと思います。
また、障害のあるパートナーとともに暮らす者として、
教育関係者の方に耳の痛いことも言ってみようと考えています。
みなさま、ご参加いただいて、ご意見をお聞かせください。

チラシは画像をクリックしていただくと、拡大します。Inclu

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「共に学び共に生きる」教育に学び
インクルーシブ教育を考える連続学習会

障がい者権利条約が国連で採択されて5年がたとうとしています。2009年末、
日本でもようやく障がい者制度改革推進本部が内閣府に設置され、2010年
6月には第1次意見書が出されています。そこでは、「障害の有無にかかわら
ず、すべての子どもは地域の小・中学校に就学し、かつ通常の学級に在籍す
ることを原則」とするインクルーシブ教育の理念を踏まえた制度改革の方向性
が示されました。
 しかし、文部科学省は、急遽、「特別支援教育の在り方に関する特別委員
会」(中教審)を立ち上げ、そこでは、原則分離の制度を変えることなく、現行
の特別支援教育がインクルーシブ教育になるかのような論議を行っています。
 今回の連続学習会では、改めて障がい者権利条約とインクルーシブ教育の
意義を学び、障がい者と共に学ぶ教育の必要性について議論していきたいと
思っています。

■第1回 インクルーシブ教育の意義と文科省の特別支援教育の問題点

  ◇障がい者権利条約の意義について (冠木克彦 弁護士)
  ◇枚方の「共に学ぶ共に育つ教育」の実践からみる
    日本の“インクルーシブ教育”の意義(合田享史 フリーランス・ライター)
    ◇障害児教育の過去・現在・未来 (北口昌弘 大阪バリアフリーネットワーク)

□日時 1月15日(土)18:00
□場所 阿倍野市民学習センター第2研修室
      地下鉄谷町線 「阿倍野」駅7号出口より、あべのベルタ
      地下2階通路を通りエスカレーターで3階へ

■第2回 大阪の「共に学び共に生きる」教育実践と橋下「教育改革」(仮題)

  ◇橋下「障がい者教育」政策の現状(事務局)
  ◇知的障害生徒の高校進学運動の現状
    (鈴木留美子 「障害」のある子どもの教育を考える北摂連絡会 代表)
  ◇「共に学ぶ」教育実践 ◇障がい者の体験から

□日時 2月26日(土)18:00
□ 場所 阿倍野市民学習センター第2研修室

□参加費:各300円

2011年1月 2日 (日)

多彩色社会へ~今年もよろしくお願いいたします。

今年も、このブログをよろしくお願いいたします。

大阪市の支援学校増設問題について、何人かの方からコメントをいただいておりますが、いましばらく、お返事を書く時間がとれません。申し訳ありませんが、発信のほうを優先させていただこうと思います。

下記、今年の年賀状です。住所をうかがいそびれていて出せなかった方もいらっしゃるので、ここに載せておきます。

2010nenga_2

あけましておめでとうございます
昨年はご厚意をたまわりまして、誠にありがとうございました。
本年もよろしくお願いいたします。2011年元旦

多彩色社会へ

 昨年、取材の現場で心を動かされたのは、“重度”の障害をもつ人にも、ごく自然によりそい、つきあえる若い人たちの姿です。先行きの見えない時代に、彼らのやさしく、しなやかな感性こそが希望をひらくのだと思います。
 ひとつの色に染まる世界は、薄っぺらで味気ない。てきぱき動かなくても、じょうずに話さなくても、人に打ち勝たなくても─多彩な個性が堂々と輝く社会へ。今年も、「ともに学び、ともに生きる」関係を取材して発信していきます。

<昨年のトピックス>
・大阪市生野区のサロン「アイ」でマジックショー。いくの市民活動支援センターの武直樹さんと。(12/11)
P1000946

・枚方市民発情報紙「LIP」の連載『枚方の「共に学び共に育つ」教育は今』で、共生教育の歴史を切り開いてきた教師、保護者たちにインタビュー。
 http://love-dugong.net/lip/

・大阪府立高校で学ぶダウン症の生徒さんの学習支援サポーターとして週1回、活動中。でも、私の方が支援されているような気が…。

・子ども情報研究センターのシンポジウム「障害があってもなくても、ともに学びたい」でゲストスピーカー。(6/12)
Cci00004

まっすぐプランニング 代表・ライター 合田 享史

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