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2010年2月28日 (日)

「インクルーシブ教育を推進する議員連盟」が発足

豊中市のインクルーシブ教育を考えるシンポジウムでも話題になっていた「インクルーシブ教育を推進する議員連盟」(→レポートはこちら)が、とうとう正式に発足しました。

その設立総会のレポートを「障害者権利条約批准・インクルーシブ教育推進ネットワーク」からいただきましたので、転載します。

(以下、転載)
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皆さま

2010年2月23日、インクルーシブ教育を推進する議員連盟の設立総会がひらかれ、正式に発足が承認されました。

現在、議連に議員に登録している人数は、72名。参議院19名、衆議院は53名となっています。総会には、国会議員33名、秘書20名の参加がありました。大変、盛況な総会であったという印象です。谷博之議員が司会、神本美恵子議員が議連の趣旨説明、役員の提案をしました。

この総会で、役員の承認が行われ、会長として中野寛政議員、副会長として、藤村修議員、奥村展三議員、石毛えいこ議員、笠浩史議員、首藤信彦議員、松崎哲久議員となりました。

以下は、南舘の記憶をたよりに総会の報告をします。雰囲気を理解していただくために、送付させて頂きます。

会長の中野議員は、先日豊中で行われた「第8回インクルーシブ教育を考えるシンポジウム」があったことを紹介し、その資料を持参して話をしていました。彼は、インクルーシブ教育が行われている教室で、子どもや孫が学んだこと、そのため地域で普通に障害をもつ人と自然に接することができている。学校の中で、これらの体験を得たことが社会の中で障害をもつ人への態度を育てたと語りました。また、彼自身の色覚障害についても触れ、先生も理解してくれなかった悔しい思いについても話をしました。最後に、障害者権利条約も批准したら終わりではないこと。そこがスタートになる。当事者を励まし、保護者を勇気づけ、自信を持っていけるようにしたい。一からのはじまりだがみんなでやっていきたいと、述べました。

来賓として出席した高井政務官は、インクルーシブ教育は、国際的な流れであるとし、「障がい者制度改革推進会議」に教育関係者が少ないことを心配していたが、教育部会が設置されると聞き安心したところ。また、インクルーシブ教育を推進する議員連盟が発足したので、政策について連携していきたい。ただし、多くの方々から「特別支援教育はなくなるのか」と聞かれることが多く、「原則インクルーシブ教育」と、「特別支援教育は、否定するものではない」と伝えていると述べました。特に、保護者、関係者に特別な対応を望んでいる声が多く寄せられており、特別な支援、学校を充実して欲しいという声が強いという
実態を語りました。

その後、専修大学の嶺井先生の講演がありました。「インクルーシブ教育は公教育の基本」という表題で、サラマンカ宣言からの国際的な流れの確認からはじまりました。イギリス、イタリアでの教育を紹介しながら、日本の課題を説明していました。

講演に対する質問は、

・インクルーシブの訳について 何か適切なのか
嶺井先生:よい訳語がなく悩ましいが、包摂共生教育としているこれまで、運動の中で使われてきた、共生共学も良いと思う。

・インクルーシブ教育は、保護者のいない子どもや経済的な困難を抱えている子どもを含めているものなのか
嶺井先生:本来は含むが、障害をもつ子どもの教育を突破口として、広げていきたいと思っている。

・学校では、学力を保障して欲しいという声もある。インクルーシブ教育との関係は?
嶺井先生:難しい質問。教育実践での目的の設定の仕方だと考えている。深く学ぶには、学んだ事を人に伝えることも大切。教える中で深く理解できる。これは、インクルーシブ教育そのものでもある。

・障害に対する社会認識を変えていく必要がある。国際人権規約から見直し、批准するべき

予定していた5時を過ぎていましたが、多くの鋭い質問が寄せられていました。

4時開始、5時20分終了でした。

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