仕事いろいろ

2013年5月 6日 (月)

大いに笑わせていただきました! 第2回お笑い福祉士全国交流会(4月28日)

※たくさんの方からブログにコメントをいただき、ありがとうございます。ご返事ができずにいますが、すべて読ませていただいています。すみません、返事はもうしばらくお待ちいただけますか。

 落語家の笑福亭學光さんが育てているボランティアお笑い芸人たち、「お笑い福祉士」。その活動を紹介する本『めざせ! お笑い福祉士』(浪速社刊)で、私は構成と写真を担当させていただきました(詳しくは、こちら)。

 10年前に徳島で生まれたこの活動、今や、高松、大阪、姫路、和歌山にも輪が広がっています。その各地のお笑い福祉士の面々が一堂に会する「お笑い福祉士全国交流会」が、4月28日(日)、大阪の中崎町ホールで行われました。今回で2回目の開催となります。

 本づくりの過程でご縁ができたお笑い福祉士のみなさんとお会いしたくて、行ってきましたが、老いも若きも、さまざまな個性と才能がひとつの家族のように集まった、すてきな雰囲気。私、昨年冬から家の中がたいへんな状態で、知らず知らず気持ちが沈んでいたのですが、いやー、この日は、ひさしぶりに大いに笑わせていただきました。

 いつも不思議に思うのは、みなさん、ふだんは地味でまじめな人たちなのに、舞台に上がると、どうして、あんなにエンターテイナーに豹変するのでしょうか。きっと、誰の心の中にもお笑いの種が眠っていて、いまにも芽を出そう出そうと機会をうかがっているんでしょうね。

 当日の様子は、お笑い福祉士の方々のブログですでに紹介されていますが、遅ればせながら、私も自分なりにレポートしてみたいと思います。

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●会場までの道すがら、温かく迎えてくださった大阪のお笑い福祉士のみなさん。

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●第1部、各地のお笑い福祉士の活動紹介と発表のスタート。
 あいさつする笑福亭學光さん。

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●和歌山の舞台発表。

トップバッターは田楽亭なすさん。「和歌山県民はトップに慣れていない。天気予報でもいちばん最後…」と県民ネタで笑わせて、落語「ぜんざい公社」。

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●高松の舞台発表。

本業は占い師の阿宇羅(あうら)さん。おみくじ漫談、昭和史漫談、歌「若いってすばらしい」の合唱。高齢のお客さんが楽しめるよう考えぬかれたプログラムを披露。

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●姫路の舞台発表。

のりごろうさん。大の相撲好きで、力士の背中を向けたおしりを見ただけで、それが誰だかわかるそう。そんなマクラから、相撲取りの落語「大安売り」。

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寛亭タルクさん。もともと宝石の鑑定士でしたが、お笑い福祉士になったことをきっかけに、介護職に転身。宝石にまつわるウンチクを語りながら、小噺を。

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●徳島の舞台発表。

笑門亭田楽さんが語る講談に合わせて、徳島のお笑い福祉士の仲間たちが演技をする立体講談。みなさんが温かいきずなで結ばれていることが伝わってきました。

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最後は、徳島らしく、全員でにぎやかに阿波踊り。ヤットサー~ヤットヤット!

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●大阪の舞台発表。

天神亭おり鶴さん。清らかな美声で童謡を聞かせながら、桂三枝(現:文枝)作のミュージカル落語「赤とんぼ」を熱演。

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頭光(あたま・ひかる)さん。落語「まんじゅうこわい」。落語は初舞台と言ってましたが、そんなことは感じさせない落ち着いた高座でした。

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元気亭もりもりさん。創作落語「自動車教習所」。初めて聴きましたが、ご自身の作なのでしょうか。よくできた噺で、おもしろかったです。

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ご夫婦で登場、ハーモニカ亭シャープ&フラットさん。夫のシャープさんがハーモニカ演奏、妻のフラットさんが歌と語りで「岸壁の母」。

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トリは、おかち山ポン子さん。落語「七度狐」。深い味わいのある高座で、キツネが出てきて語るところ、最高でした。

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●第2部は、交流パーティ。
 最初に、先日完成した『「お笑い福祉士」の歌』のお披露目。

作詩は大阪のなんちゃっ亭スマイルさん、作曲は久保たかしさん。懐かしい雰囲気の明るく親しみやすいメロディー、「ワッハッハ ウッフッフ 共に笑えば しあわせ…」というサビがいいです。ぜひ、今年のレコード大賞をねらってください。

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●ここでも、各地のお笑い福祉士のみなさんが芸を披露。

どれもおもしろかったのですが、盛りだくさんだったので、ここではこの人だけを紹介。
徳島のドリーム亭オカリーナさん。オカリナ演奏のあと、相棒の人形“ふくちゃん”とともに腹話術。この7年半で、ボランティア訪問回数が500回に達したそうです。

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●最後に、各地のお笑い福祉士がつながって活動していこうと、
 「お笑い福祉士全国の会」結成の宣言。

全国の会代表に就任した、大阪の安岡寺家康楽さん。「笑いで福祉という運動を全国に広げたい」とあいさつ。これからのみなさんの活動がますます楽しみです。

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 これで、お笑い福祉士の活動の魅力が少しでも伝わったでしょうか? 

 毎日の暮らしにもっと笑いがほしいという方、身近な人を笑わせてみたいと思う方、豊かな人生の生きがいを得たい方、興味がわいた方は、お近くの「お笑い福祉士養成講座」の門をたたいてみてください。

 あ、『めざせ! お笑い福祉士』の本もどうぞ買ってくださいね。

めざせ!お笑い福祉士―豊かな人生の生きがい

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 各地の「お笑い福祉士養成講座」の問い合わせは、下記へ。

●徳島:徳島新聞カルチャーセンター・徳島そごう校
http://syougai.tokushima-ec.ed.jp/detail_inst.php?pkey=100057

●高松:NHKカルチャー・高島教室
https://www.nhk-cul.co.jp/school/takamatsu/

●大阪:朝日カルチャーセンター・中之島教室
http://www.asahiculture.com/nakanoshima/

●姫路:神戸新聞文化センター・姫路KCC
http://k-cc.jp/Room.aspx

●和歌山:わかやま楽落会
http://nope1996.jimdo.com/

2012年3月15日 (木)

笑福亭學光さんの著書『めざせ!お笑い福祉士』出版

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 笑いと出会い人生が変わる。お笑いボランティアにあなたも挑戦しよう!

 私が構成を担当した、落語家の笑福亭學光さんの著書『めざせ!お笑い福祉士』(浪速社刊)がこのたび、出版されました。

 “お笑い福祉士”とは、福祉施設などを訪問して笑いを届けるボランティア芸人の称号として、學光さんが認定している資格です。徳島、香川、大阪、兵庫で養成講座が開かれ、200人以上の人がこの資格を取得して活動しています。

 この本は、ごく普通の市民が“お笑い福祉士”として、お笑いボランティアを始めるためのガイドブック。

 関節性リウマチという病気を患い、「元気になりたい」と活動を始めた元看護師、定年退職後の生きがいを見つけた元会社員など、お笑いと出会って人生が明るく変わった人たちの輝くエピソードがいっぱい。笑いのプロが伝授する「落語(小咄)」「腹話術」「南京玉すだれ」の実践テクニックも掲載しています。

 全国の書店のほか、アマゾンなどネット書店でも販売中。みなさま、ぜひお読みになってください。

(2012年4月3日 追記)
 お笑い福祉士について、毎日新聞の「余録」で取り上げていただきましたので、紹介しておきます。「福祉を拡充すれば財政負担も重くなる」という言い方は、私としては違和感があるのですが…。
 http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/news/20120402ddm001070072000c.html

余録:もちろん国家資格ではない…

 もちろん国家資格ではない。就活には役立たず、スキルアップにもつながりそうにない。だが、生きがいが見つかったという人は多いらしい。「お笑い福祉士」。落語家の笑福亭学光(がっこ)さんが認定する資格だ▲福祉施設を訪問し、落語などを披露してお年寄りに笑いを届けているボランティアに与えられる。「シャレで始めた」という養成講座は徳島、高松、大阪、姫路、神戸へと広がり、受講生は年々増えている▲手術を終えて麻酔から覚めてきた患者の体位交換をしようとした看護師さん。「さあ、別嬪(べっぴん)さんの方を向いてください」。すると患者は反対側の若い看護師の方を向いた。それを見ていた看護部長、「意識レベル、OK!」。笑いのネタは日々の生活の中にある▲「やっぱり、シロウトさんはすごいです」と学光さんは言う。主婦、会社員、公務員、医師、看護師、タクシー運転手、教師、宝石鑑定士、占師など200人以上が資格を取得した。といっても受講者は全員が6級をもらえる。そこが国家資格の介護福祉士とは違う▲介護予防といえば、すぐに体操が思いうかぶかもしれないが、それだけではない。笑うことで免疫機能は高まり、腹筋や顔の筋肉の強化にもなる。介護疲れや虐待など暗い話題も多いが、笑いは支援する側にも効き目があるだろう▲わが国の高齢化率は世界の最先端を行く。欧州各国が追い、さらには韓国や台湾も続く。どの国も介護施設やヘルパーを増やさなければならないが、福祉を拡充すれば財政負担も重くなる。その点、「お笑い福祉士」はいい。そのうち世界中が注目するようになるかもしれない。

毎日新聞 2012年4月2日 東京朝刊

2010年12月13日 (月)

大阪府老人クラブ連合会で講義─「こうしてつくろう 単位クラブの広報紙」

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 ひさびさの更新である。このブログはずっと、障害のある人たちに関する話題を書くのを旨としてきたが、今後は、日ごろのライターの仕事やボランティア活動についてもアピールしていきたい(お仕事の依頼、大歓迎です!)。

 12月10日(金)、(財)大阪府老人クラブ連合会の「健康づくり大学校講座」で、老人クラブの広報紙づくりについて講義をさせていただいた。

 大阪府老人クラブ連合会とは、大阪府内(政令指定都市の大阪市と堺市を除く)で活動する老人クラブ(老人会) の連合体。この健康づくり大学校講座は、老人クラブの次期リーダーを育成するために、老人クラブ活動の基本課題、健康づくりの基本課題など、クラブ運営に必要な知識、経験を学んでもらおうと催されているものだ。

 僕の講座テーマは、『こうしてつくろう 単位クラブの広報紙』(各地域にある基礎的な単位の老人クラブのことを「単位クラブ」と呼んでいる)。府内のクラブで発行されている広報紙の実例をもとに、クラブ活動を活性化する広報紙の意義とあり方を考えていただいたあと、実習として、受講生のみなさんに広報紙づくりを体験していただいた。

 以下が講義のアウトラインだ。老人クラブだけでなく、その他のボランティア団体などの広報にも共通する内容だと思う。

Ⅰ 広報紙の役割とは?

●クラブが抱えるさまざまな課題を広報紙が解決する
・課題1 クラブの活動内容を会員に見えるようにしたい
・課題2 高齢の会員が参加できる場をつくりたい
・課題3 クラブと地域の縁をつなぎたい
・課題4 新入会員をもっと増やしたい

●広報紙の役割
①会員の連帯感を育む
②行事・活動への参加を促す
③作品投稿で生きがいをつくる
④地域に交流の輪を広げる
⑤加入促進運動を支える
 ↓
クラブ活動をさまざまな面から活性化!

Ⅱ より親しまれる広報紙づくりのコツ

・その1 文字の書体(フォント)にこだわってみよう
 →基本的な文字:どの書体(フォント)が見やすい?
  見出し・タイトルの文字:遊びゴコロを発揮して変化ある書体(フォント)も使ってみよう

・その2 見出し・キャッチコピーで興味をひきつけよう
 →見出し・キャッチコピーの例

・その3 絵柄(写真、イラスト)をふんだんに盛り込もう
 →行事写真の注意点、イラストを増やすには

・その4 複数の目で校正してまちがいをなくそう
 →校正の練習「このチラシには10箇所、まちがいがあります。発見できますか?」

※下記は、講義のなかで紹介したお役立ちツール。

★老人クラブ広報紙に適したイラスト・カット集、イラスト素材集
福祉イラストカットCD‐ROM―高齢者の介護・地域活動に使える
超ネタ 24 介護福祉

★書体(フォント)を増やすには~日本語フォント258書体収録
DynaFont プラチナパック TrueType for Windows キャンペーン版

★広報紙編集に適したパソコンソフト
パーソナル編集長Ver.8

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