2014年4月 5日 (土)

5/25(日)「笑いと福祉」シンポジウムにパネリストとして登壇します!

 ひさしぶりの更新ですが…、宣伝事ですみません。

 このたび、下記の「笑いと福祉」シンポジウムにパネリストとして登壇することになりました。落語家の笑福亭學光さんの著書『めざせ!お笑い福祉士』(浪速社刊)の構成を担当させていただいたご縁で、お話をいただいたものです。

 発言のなかで、障害のある妻とともに暮らしてきた経験をもとに、専門家や医療によるアプローチよりも、身近にいる人のあたりまえの関わりこそが、障害からくる生きづらさも軽くするんだということを伝えたいと思っています。

 みなさま、どうか応援に来てください。

 参加申し込みは、「お笑い福祉士全国の会」公式サイトから。

(以下、チラシより)

お笑い福祉士全国の会主催シンポジウム

「笑いと福祉」〜笑いの効用 各分野の専門家が語り合う〜

入場無料 定員150名

福祉の活動にとって、笑いの重要性とその効用が注目されつつあります。今回、さまざまな分野の専門家のみなさまによる意見交換や討論を通じて、その認識を深め、お笑い福祉士の役割や活動を学び合う場にしたいと、シンポジウムを開催します!  ぜひ、お越しください。

コーディネーター 笑福亭學光
お笑い福祉士養成講座講師 お笑い福祉士全国の会顧問

お笑い福祉士の活動あれこれも紹介します!

パネルディスカッション『笑いと福祉』
●市川禮子 氏 (社会福祉法人 きらくえん理事長)
●早川泰史 氏 (堺市健康福祉局 局長)
●池田登美子 氏 (華頂短期大学人間健康福祉学科 兼任講師)
●合田享史 氏 (フリーライター)(障がいのある妻とともに暮らす)
●佐分佳代子 氏 (NPO法人 生活ネットワーク虹、介護福祉士)

日時 平成26年5月25日(日)12:30開場/13:00〜16:00(予定)

場所 中崎町ホール
大阪市北区中崎西1丁目6番8号
地下鉄谷町線「中崎町駅」2番出口から150m
阪急電車「梅田駅」から徒歩10分程度

主催/お笑い福祉士全国の会
後援/大阪府社会福祉協議会・大阪市社会福祉協議会
    堺市社会福祉協議会・大阪府介護者家族の会

*お笑い福祉士とは、落語家の笑福亭學光が認定するお笑いボランティアの人たち。全国でおよそ250人がこの認定を受け、福祉施設などに笑いを届けている。

入場無料ですが、インターネットかFAXでお申し込み下さい。定員になり次第、締め切りとなります。

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2013年5月 6日 (月)

大いに笑わせていただきました! 第2回お笑い福祉士全国交流会(4月28日)

※たくさんの方からブログにコメントをいただき、ありがとうございます。ご返事ができずにいますが、すべて読ませていただいています。すみません、返事はもうしばらくお待ちいただけますか。

 落語家の笑福亭學光さんが育てているボランティアお笑い芸人たち、「お笑い福祉士」。その活動を紹介する本『めざせ! お笑い福祉士』(浪速社刊)で、私は構成と写真を担当させていただきました(詳しくは、こちら)。

 10年前に徳島で生まれたこの活動、今や、高松、大阪、姫路、和歌山にも輪が広がっています。その各地のお笑い福祉士の面々が一堂に会する「お笑い福祉士全国交流会」が、4月28日(日)、大阪の中崎町ホールで行われました。今回で2回目の開催となります。

 本づくりの過程でご縁ができたお笑い福祉士のみなさんとお会いしたくて、行ってきましたが、老いも若きも、さまざまな個性と才能がひとつの家族のように集まった、すてきな雰囲気。私、昨年冬から家の中がたいへんな状態で、知らず知らず気持ちが沈んでいたのですが、いやー、この日は、ひさしぶりに大いに笑わせていただきました。

 いつも不思議に思うのは、みなさん、ふだんは地味でまじめな人たちなのに、舞台に上がると、どうして、あんなにエンターテイナーに豹変するのでしょうか。きっと、誰の心の中にもお笑いの種が眠っていて、いまにも芽を出そう出そうと機会をうかがっているんでしょうね。

 当日の様子は、お笑い福祉士の方々のブログですでに紹介されていますが、遅ればせながら、私も自分なりにレポートしてみたいと思います。

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●会場までの道すがら、温かく迎えてくださった大阪のお笑い福祉士のみなさん。

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●第1部、各地のお笑い福祉士の活動紹介と発表のスタート。
 あいさつする笑福亭學光さん。

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●和歌山の舞台発表。

トップバッターは田楽亭なすさん。「和歌山県民はトップに慣れていない。天気予報でもいちばん最後…」と県民ネタで笑わせて、落語「ぜんざい公社」。

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●高松の舞台発表。

本業は占い師の阿宇羅(あうら)さん。おみくじ漫談、昭和史漫談、歌「若いってすばらしい」の合唱。高齢のお客さんが楽しめるよう考えぬかれたプログラムを披露。

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●姫路の舞台発表。

のりごろうさん。大の相撲好きで、力士の背中を向けたおしりを見ただけで、それが誰だかわかるそう。そんなマクラから、相撲取りの落語「大安売り」。

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寛亭タルクさん。もともと宝石の鑑定士でしたが、お笑い福祉士になったことをきっかけに、介護職に転身。宝石にまつわるウンチクを語りながら、小噺を。

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●徳島の舞台発表。

笑門亭田楽さんが語る講談に合わせて、徳島のお笑い福祉士の仲間たちが演技をする立体講談。みなさんが温かいきずなで結ばれていることが伝わってきました。

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最後は、徳島らしく、全員でにぎやかに阿波踊り。ヤットサー~ヤットヤット!

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●大阪の舞台発表。

天神亭おり鶴さん。清らかな美声で童謡を聞かせながら、桂三枝(現:文枝)作のミュージカル落語「赤とんぼ」を熱演。

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頭光(あたま・ひかる)さん。落語「まんじゅうこわい」。落語は初舞台と言ってましたが、そんなことは感じさせない落ち着いた高座でした。

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元気亭もりもりさん。創作落語「自動車教習所」。初めて聴きましたが、ご自身の作なのでしょうか。よくできた噺で、おもしろかったです。

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ご夫婦で登場、ハーモニカ亭シャープ&フラットさん。夫のシャープさんがハーモニカ演奏、妻のフラットさんが歌と語りで「岸壁の母」。

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トリは、おかち山ポン子さん。落語「七度狐」。深い味わいのある高座で、キツネが出てきて語るところ、最高でした。

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●第2部は、交流パーティ。
 最初に、先日完成した『「お笑い福祉士」の歌』のお披露目。

作詩は大阪のなんちゃっ亭スマイルさん、作曲は久保たかしさん。懐かしい雰囲気の明るく親しみやすいメロディー、「ワッハッハ ウッフッフ 共に笑えば しあわせ…」というサビがいいです。ぜひ、今年のレコード大賞をねらってください。

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●ここでも、各地のお笑い福祉士のみなさんが芸を披露。

どれもおもしろかったのですが、盛りだくさんだったので、ここではこの人だけを紹介。
徳島のドリーム亭オカリーナさん。オカリナ演奏のあと、相棒の人形“ふくちゃん”とともに腹話術。この7年半で、ボランティア訪問回数が500回に達したそうです。

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●最後に、各地のお笑い福祉士がつながって活動していこうと、
 「お笑い福祉士全国の会」結成の宣言。

全国の会代表に就任した、大阪の安岡寺家康楽さん。「笑いで福祉という運動を全国に広げたい」とあいさつ。これからのみなさんの活動がますます楽しみです。

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 これで、お笑い福祉士の活動の魅力が少しでも伝わったでしょうか? 

 毎日の暮らしにもっと笑いがほしいという方、身近な人を笑わせてみたいと思う方、豊かな人生の生きがいを得たい方、興味がわいた方は、お近くの「お笑い福祉士養成講座」の門をたたいてみてください。

 あ、『めざせ! お笑い福祉士』の本もどうぞ買ってくださいね。

めざせ!お笑い福祉士―豊かな人生の生きがい

Owaraifukushi

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 各地の「お笑い福祉士養成講座」の問い合わせは、下記へ。

●徳島:徳島新聞カルチャーセンター・徳島そごう校
http://syougai.tokushima-ec.ed.jp/detail_inst.php?pkey=100057

●高松:NHKカルチャー・高島教室
https://www.nhk-cul.co.jp/school/takamatsu/

●大阪:朝日カルチャーセンター・中之島教室
http://www.asahiculture.com/nakanoshima/

●姫路:神戸新聞文化センター・姫路KCC
http://k-cc.jp/Room.aspx

●和歌山:わかやま楽落会
http://nope1996.jimdo.com/

2013年2月27日 (水)

知られざるバリア

 3年前から、私の妻は、地元の図書館が利用できなくなった。

 というのは、妻には高所恐怖症があって、4~5階より上の階にはコワくて上れない(ついでに、低所恐怖症というのか、地階もかなり苦手)。図書館は以前は区民センターの4階にあったのだが、センターの新築にともなって8階に移ったため、行けなくなってしまったのだ。

 まぁ、図書館に行けなくても死ぬわけじゃない。それに、図書館には、障害のために行くのが難しい人のために本を郵送してくれるサービスがあるから、本を借りられないわけでもない。

 しかし、精神障害と肢体不自由をもつゆえに、街なかに出るのも、乗り物に乗るのもしんどくて、家からだいたい半径500メートル圏内で生活している彼女にとって、近所の図書館は数少ない行ける場所。ここで本をながめるのが、ささやかな楽しみだった。それを失ってしまったのは、すごく寂しい。

 この区民センターは、“バリアフリー”ということになっている。確かに館内に段差はなく、大型のエレベーターがついていて、物理的には誰もが図書館に行ける。しかし、妻のような人から見れば、どうしても超えられないバリアが高くそびえたっているのだ。

 だからといって、じゃあ、図書館を5階以下の場所につくってくれと要望できるかといえば、それは難しいだろうと思う。ただ、そういう心理的なバリアがあるために、公共施設を使えない人がいるということを、みなさんに知ってもらいたい。

2013年2月24日 (日)

感動の涙におぼれて、怒りを忘れてはならない~マンガ『ひまわり!!』を読む

Himawari  

 読んでいて、やりきれない怒りがわいてくる。レディースコミック誌「BE・LOVE」(講談社、月2回刊)に連載中の『ひまわり!!』。作者は愛本みずほさん。

 このマンガは、知的障害のあるシングルマザーの子育てをテーマにした『だいすき!!』(香里奈さん主演でテレビドラマ化されたので、ご存じの方も多いだろう)の続編。障害のある母親(福原柚子)に育てられた娘、“ひまわり”が今回の主人公で、いま、障害のある人の家族の結婚問題を取り上げている。

 ストーリーはこうだ。

 スポーツクラブで働く福原ひまわりは、職場の先輩の新井優也から求婚されるが、自分の母親に障害があることをなかなか打ち明けられない。ひょんなことから、そのことが優也に知られてしまう。でも、優也はあたりまえに受け止めてくれて、思いは変わらないと言う。

 ところが、優也を女手ひとつで育ててきた母親が、結婚に反対する。「親が知的障害だなんて…」「産まれる子にも障害があったらどうするの!」「家族に障害者がいるってことは大変なことよ。どんな理不尽なことがあるかわからないのよ」…。

 そのことを知ったひまわりは悩み、母親の弟の妻、夏梅のもとを訪ねて、「結婚する時、不安じゃなかった?」と聞く。夏梅は「そんなことで揺らがないくらい、私が強くなろうと」思ったと話し、ひまわりは「私も強くなろう」と思う。

 反対しても息子の決意が変わらないので、優也の母親は、ひまわりに会いに来て、結婚をあきらめるよう迫る。それを聞いた優也は怒り、「母さんが許してくれないなら、オレは母さんと縁を切る」と母親に告げる。

 「あたしのせいで」と自分を責める、ひまわり。そんなとき、優也の母親が骨折して入院するが、優也は「オレは縁を切るって言ったんだ」と、会いに行こうとしない。でも、実は心配でたまらない優也の気持ちを思い、ひまわりは胸を痛める。

 ひまわりが実家に行くと、母親の柚子は、娘が結婚するというので有頂天。思い悩んでごはんものどに通らないひまわりに、うれしそうにウェディングドレスの話をする。ひまわりはつい、口走ってしまう。「もう、やめてよ。だれのせいで、あたしが…」。

 事情を聞いた柚子は、悲しい顔で「あたしの…せいだ…よね」と言い、「お母さんのこと、捨てていいよ」「お母さんがいたら、ひまわりはしあわせになれないでしょ。だから、お母さんはいないことにしていいよ」「ごめんね、ひまわり」と頭を下げる。号泣するひまわりと柚子。

 そして、一大決心をしたひまわりは、入院中の優也の母親の病室を訪ねるが…。

 ──というところで、最新話(2013年3月1日号掲載)は終わっている。

 このマンガは、あくまでもフィクションだ。しかし、現実にいまの社会で、障害のある人やその家族が結婚しようとするとき、よく経験することをリアルに描いているといえるだろう。

 だから、読んでいて、どうしようもなく腹が立つ。おたがいの合意にもとづく結婚なのに、なんで、障害のある側だけが一方的に負い目を負わされなけばならないのかと。

 親に障害があるというだけで、なぜ、当然のごとく結婚を反対されるのか!

 「産まれる子にも障害があったらどうするの!」って、障害があったら悪いのか!

 「どんな理不尽なことがあるかわからない」って、あんたがしていることが理不尽だ!

 どうして、障害のある人の側だけが「強くなろう」と思わないといけないのか!

 自分は何も悪くないのに、なぜ、愛情をこめて育ててきた子どもに「捨てていいよ」と言わなくてはならないのか!

 ここでよみがえってくるのが、私たち夫婦の結婚前、おたがいの親どうしが会って、上から目線をとり続ける私の親に、彼女の親が一生懸命に頭を下げていたときの居心地の悪さだ。本来、私の方が「娘はやれん」と言われたって、おかしくないのに…。障害のない側は、ただ障害がないというだけで、なんでそんなにエラそうにしているのか。

 ストーリーはおそらく、優也の母親が最終的に結婚を認め、みんなで泣くというハッピーエンドに至るだろう。マンガはそれでめでたし、めでたしだが、目の前の現実はどうか。感動の涙におぼれず、私は、ここで抱いた怒りをずっと燃やしていこう。障害があるというだけで、ふつうに結婚することさえ拒もうとするこの世の中に、ええかげんにせえよ!とツッコみ続けるために。そして、いつか、障害がある人の結婚がふつうの日常になって、マンガのネタにならない日がやって来てほしいと思う。

 このマンガで、心に深く残ったシーンがある。結婚をあきらめさせようとする優也の母親に「お気の毒」「かわいそう」と言われて、かちんと来たひまわりがこう言い放つ。

 「母は一人で私を育てられません。だけど、この世界のだれが一人で子どもを育てられるんですか? みんな何かを手伝ってもらいながら育てるんじゃないんですか? 私の母親は手伝ってもらうことが他の人より多かったと思います。だけどそれは恥ずかしいことですか!? 私はたくさんの人に助けられてここまで育ててもらいました。それは、私の誇りです。母も私も、哀れまれる筋合いはありません」

 いいぞ、ひまわり!! そのことばに、おっちゃんは勇気づけられたよ。

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ひまわり!! それからのだいすき!!(1) (BE LOVE KC)

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だいすき!! ゆずの子育て日記(1) (講談社コミックスビーラブ (1166巻))

2013年2月18日 (月)

ブログを訪ねていただいたみなさまへ。ぼちぼちと再開します。

 ブログを訪ねていただいたみなさまへ。長いこと更新できていなくて、すみません。

 もうひとつのブログ(大阪発「ともに学び、ともに生きる教育」情報板)は何とか更新していたのですが、こちらにやって来ることが、なかなかできませんでした。

 それは、このブログのメインの話題である妻との生活の波風に追われて、気持ちの余裕を失っていたことによります。いまも波風はやむどころか、激しくなっていますが、やはり私はライターです。伝えたい思いをもう一度、書いていこうと決めました。

 離れていた間にコメントを寄せていただいたみなさま、ありがとうございます。なかでもうれしかったのは、以前の私たちと同じく、結婚を反対されている方からの「励まされました」「諦めずに、何度も親と話し合います」というコメントでした。その後、どうなりましたでしょうか。ご返事する時期を逃してしまいましたが、気にかかっています。

 …と、ここまで書いていたところで、障害当事者である「はなこ」さんから、婚約されたといううれしいコメントが届きました。
http://massugu.way-nifty.com/blog/2008/01/post_add3.html#comment-76417915

 一口に「障害」といっても、そのかたちは人それぞれで多様です。私のパートナーの場合は、精神にも身体にも状態に波があって、予期せぬ変調が突然やってくるので、毎日がジェットコースタードラマのよう。いちばんつらいのは本人なのですが、いっしょにいる私も、やるべき仕事が手につかなかったり、大切な集まりや約束に出かける直前になって行けなくなったりがしょっちゅう。そんなことで、いろんな方にご迷惑もおかけしてきました。

 のんきで楽天的な私ですが、何かをしようという意欲がなえそうになったこともあります。

 でも、やっぱり、私は妻と暮らしていて幸せです。障害のない者とある者との夫婦はまだまだ少数者なので(多数者になっていってほしいと思いますが)、それゆえ、世間によくある夫婦では経験できないような、おもしろいことにいっぱい出会えます。妻の目線によりそってこそ見える、味わい深い景色があります。一度しかない人生を、いやおうもなくおもしろく生きられるのは、なかなかおトクだなぁと思います。

 そして、いま障害や病気と縁のない人でも、明日、何が起こるかはわかりません。人生は、元気にバリバリ働いているなんていうのは、むしろ、まれな状態で、思うにまかせぬ状況を抱えて、オロオロとさまよっているのがあたりまえのすがたでしょう。そんなとき、信頼で結ばれたパートナーがいれば、乗り切っていく力になります。ここで大切なのは、おたがいの生きる価値観が一致しているかどうかであって、障害のあるとかないとかは全く関係がありません。障害があるからという理由で、結婚に反対する人たちには、このことを強く言いたいです。

 これからは、ぼちぼちペースですが、更新していきます。みなさま、どうかおつきあいのほどをお願いいたします。

2012年3月15日 (木)

笑福亭學光さんの著書『めざせ!お笑い福祉士』出版

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 笑いと出会い人生が変わる。お笑いボランティアにあなたも挑戦しよう!

 私が構成を担当した、落語家の笑福亭學光さんの著書『めざせ!お笑い福祉士』(浪速社刊)がこのたび、出版されました。

 “お笑い福祉士”とは、福祉施設などを訪問して笑いを届けるボランティア芸人の称号として、學光さんが認定している資格です。徳島、香川、大阪、兵庫で養成講座が開かれ、200人以上の人がこの資格を取得して活動しています。

 この本は、ごく普通の市民が“お笑い福祉士”として、お笑いボランティアを始めるためのガイドブック。

 関節性リウマチという病気を患い、「元気になりたい」と活動を始めた元看護師、定年退職後の生きがいを見つけた元会社員など、お笑いと出会って人生が明るく変わった人たちの輝くエピソードがいっぱい。笑いのプロが伝授する「落語(小咄)」「腹話術」「南京玉すだれ」の実践テクニックも掲載しています。

 全国の書店のほか、アマゾンなどネット書店でも販売中。みなさま、ぜひお読みになってください。

(2012年4月3日 追記)
 お笑い福祉士について、毎日新聞の「余録」で取り上げていただきましたので、紹介しておきます。「福祉を拡充すれば財政負担も重くなる」という言い方は、私としては違和感があるのですが…。
 http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/news/20120402ddm001070072000c.html

余録:もちろん国家資格ではない…

 もちろん国家資格ではない。就活には役立たず、スキルアップにもつながりそうにない。だが、生きがいが見つかったという人は多いらしい。「お笑い福祉士」。落語家の笑福亭学光(がっこ)さんが認定する資格だ▲福祉施設を訪問し、落語などを披露してお年寄りに笑いを届けているボランティアに与えられる。「シャレで始めた」という養成講座は徳島、高松、大阪、姫路、神戸へと広がり、受講生は年々増えている▲手術を終えて麻酔から覚めてきた患者の体位交換をしようとした看護師さん。「さあ、別嬪(べっぴん)さんの方を向いてください」。すると患者は反対側の若い看護師の方を向いた。それを見ていた看護部長、「意識レベル、OK!」。笑いのネタは日々の生活の中にある▲「やっぱり、シロウトさんはすごいです」と学光さんは言う。主婦、会社員、公務員、医師、看護師、タクシー運転手、教師、宝石鑑定士、占師など200人以上が資格を取得した。といっても受講者は全員が6級をもらえる。そこが国家資格の介護福祉士とは違う▲介護予防といえば、すぐに体操が思いうかぶかもしれないが、それだけではない。笑うことで免疫機能は高まり、腹筋や顔の筋肉の強化にもなる。介護疲れや虐待など暗い話題も多いが、笑いは支援する側にも効き目があるだろう▲わが国の高齢化率は世界の最先端を行く。欧州各国が追い、さらには韓国や台湾も続く。どの国も介護施設やヘルパーを増やさなければならないが、福祉を拡充すれば財政負担も重くなる。その点、「お笑い福祉士」はいい。そのうち世界中が注目するようになるかもしれない。

毎日新聞 2012年4月2日 東京朝刊

2011年8月17日 (水)

「こんなやつもおってええやん」っていう世の中に

 「『こんなやつもおってええやん』っていう世の中にちょっとでも近づいて行ければ」

 露の団六さんが言ったそのひとことが、すごく自然で心地よかった。

 ダウン症のお兄さんがいる落語家の露の団六さんが、知的障害のある人たちに落語を楽しんでもらおうと、「バリアフリー寄席」を開いたのだそうだ。知り合いの方に教えていただいて、関西テレビのニュースで報道された動画を見た。

 動画が見られる「KTBニュース関西版」サイトはこちら。
 http://www.ktv.co.jp/news/date/main.html#0377788

 こうした取り組みが進んで、さらには「バリアフリー寄席」と銘打たなくても、一般の寄席が、障害のある人も気兼ねなく楽しめる空間になればと思う。

(以下、関西テレビの「KTBニュース関西版」サイトから、転載。)

知的障害のある人たちに気兼ねなく落語を楽しんでもらおうと、大阪で「バリアフリー寄席」が開かれました。

北区の天満天神繁昌亭で開かれたこの寄席は、落語家の露の団六さん(52)が企画しました。ダウン症や自閉症など知的障害のある人は突然声を上げたり席を立ったりすることがあり、普段は周りに遠慮して劇場などに行くのをためらいがちだといいます。団六さんは自身の兄がダウン症だったこともあり、そうした人たちに気兼ねなく落語を楽しんでもらおうと、分かりやすい演目やお囃子を披露して会場は笑いに包まれました。

【訪れた人】「めっちゃ楽しかったです」「こんな機会なかなかないからすごくありがたいですね」

【露の団六さん】「こんなやつもおってええやんっていう世の中にちょっとでも近づいて行ければ」

団六さんはこうした寄席を今後も続けていきたいと話しています。

(2011/08/16 15:01 更新)

2011年7月15日 (金)

税と社会保障一体改革の中で、どうなる年金制度?~年金問題学習会のご案内

 税と社会保障一体改革の中で、年金制度がどうなろうとしているのか…。

 明日のことですが、無年金障害者(重度の障害を負っても、障害年金を受けられない障害者)をなくす活動を続けている「無年金障害者の会」が、こんな学習会を催します。

 無年金で困っている方、年金制度に関心のある方をはじめ、みなさま、どうぞご参加ください。

Nenkingakusyuu

(以下、チラシより)

年金問題学習会のご案内 
~税と社会保障一体改革の中で、年金制度がどうなろうとしているのか~

講師:加納忠氏(全日本年金者組合大阪府本部書記次長)

日時: 7月16日(土)午後1時30分~3時30分 (開場1時)

会場: 市民交流センターなにわ
     大阪市浪速区浪速西1-3-10
     TEL06-6568-0791
     最寄駅: JR環状線「芦原橋」駅すぐ

東日本大震災・福島原発事故のお見舞い申し上げます。
未曾有の被害をもたらした東日本大震災と福島原発事故。
そのもとでも国は税と社会保障一体改革の議論を進めています。
しかし、平成25年年金改正で無年金障害者の問題は解決されるのか
まったく見えてきません。
そこで、問題の解決に向けて、年金問題の現場で活躍されている
加納先生をお招きして現状と展望を学習します。
皆様のご参加をお待ちしています。

主催・連絡先 無年金障害者の会
          尼崎市南武庫之荘7-18-18
                 TEL・FAX06-6434-2257

2011年7月 2日 (土)

7/8(金) シンポジウム「地域で生きるって、楽しいよ!!」

 24時間人工呼吸器を使う“重度”の障害があっても、適切なサポートさえあれば、地域で自立して生きていける。その事実を知っていただきたくて、大阪府吹田市でこんなシンポジウムをやります。私も実行委員の一人です。みなさん、ぜひ来てください。Chikideikiru

(以下、チラシより) 

呼吸器をつけて地域で生活されている人の体験を聞こう!
地域で生きるって、楽しいよ!!!

 どんなに重い障害があろうと、地域で一人の人として当たり前に暮らすことは障害の有無にかかわらず、当たり前の権利だと思います。今回は「呼吸器」をつけて地域で生活されているお二人の方をお迎えして体験談を聞き、重度障害者の地域生活のあり方をみんなで考えましょう。皆さんのご参加お待ちしています。

日時:2011年7月8日(金)18時30分~

場所:メイシアター小ホール(吹田市泉町2-29-1 ℡06-6380-2221)

資料代:500円

パネリスト:
・折田 涼さん(医療的ケア連絡協議会 代表)
・藤原勝也さん(メインストリーム協会)
・折田みどりさん(バクバクの会 事務局長)

主催:NPO法人 自立生活センター・FREE             
共催:ぷくぷくの会 障害者の権利保障をすすめる会
問合せ先:自立生活センター・FREE(池田・波那本)
     ℡ 06-4860-8766 Fax 06-4860-8767

2011年6月22日 (水)

安心の食品、スローな雑貨、ここにあり。吹田市の「HAPPY&SMILE」

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 僕が支援している(実は支援されている?)障害のある人が、週1回、ここで働きはじめた。

 大阪府吹田市の栄通り商店街にある、「HAPPY&SMILE」(ハッピー・アンド・スマイル)。吹田市内の21カ所の作業所の製品を販売しているお店だ。

 作業所の製品というと、一般に「障害のある人たちが、がんばって作っている」というイメージがあるが、それだけでなく、安全・安心にこだわっていること、多くの製品がハンドメイド一点ものであることも魅力として挙げられる。

 たとえば、ここで売っているクッキーは、どれも、国産小麦粉100%使用で無添加。アレルギーに悩む子どもの親御さんが買いに来られることが多いそうだ。

 今の時代に合った、スローな製品が気軽に買えるお店。販売員の障害のある人たちとのふれあいも楽しみに、いちど訪ねてみませんか。

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国産小麦粉使用、無添加のクッキーやせんべい

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使用済みのコーヒー豆を使って染めた「コーヒーぞめ」の雑貨

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一点一点、手染めのストール

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ユニークなアートのポストカード

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売上の50%が被災障害者支援「ゆめ風基金」に寄付される
「がんばれ東北!はがき」

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環境に配慮した石けん、トイレットペーパー

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安全・安心の材料を使ったパンや弁当も人気

P10809711場所はJR吹田駅から近く、ダイエーの向かいです。

吹田市昭和町10-20
TEL・FAX 06-6317-1231

営業時間 10:00~18:00(土曜日のみ17:00まで)
定休日 日曜・祝日

«Tくんが遺してくれたもの。

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